今書いている詩(99) 「たろうさんの娘(2)」

 たろうさんの娘(2)

 娘が休みで 彼氏が夜勤だから
 車で送ってくる 
 娘が帰ってくるのです
 明日は家から仕事に行きます
 ヘルスメーターの電池も換えました
 首をキリンさんのようなが~くして待ってます

 たろうさんは少し寂しい
 車で帰ってゆくたびに
 娘さんの部屋の荷物が
 少なくなり部屋が片付いてゆくのです
 大事な大きなクマのぬいぐるみも
 持ってゆくと言ってます

 洋子さんは娘のベットで
 ゆくゆくは寝たいと言っていたが
 まだその気はないらしい
 まだ下の寒い部屋で寝ています

 未練たらたらのたろうさん
 もう諦めなさいよ
 でも父親なんてそんなものですよね

 長谷川潤も 香里奈も 北川景子
 ファンで美人だけれど
 たろうさんの娘の方が美人ですよぉ~
 (馬鹿な父親ですね たろうさんは?)
 
 「おいスズメ 私が立ち上がるたびに逃げるな
 俺が主人で いつも餌をやっているんだろ~」
 餌台が窓辺の近くにあります

 たろうさんスズメに八つ当たりはいけませんよ
 娘さんは何処にも行きませんからね
 たろうさんが生まれた所に住んでいるんでしょう

 洋子さんはパートから帰って来て
 昼飯の焼きそばを作っています 
 美味しいですよ
 
 たろうさん食べる前と後に
 忘れずに 薬飲んでくださいね
 娘さんはもうすぐ帰って来まからね
 (あ~あ~ 娘さんも大変ですね)