2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今書いている詩(458)

今書いている詩(458) 「たろうさんの地下水脈」 地下水脈は どんなに 谷を埋めても 丘を削っても 生きています どこからか水は 涌いてきます 山が 自然が 生きているのですよ あなたのこころの 水脈はどうですか 命の源ですね 清らかな泉 溢れてますか 潺…

今書いている詩(457)

今書いている詩(457) 「たろうさんの水神様」 川の畔に小さな 社が建っている 誰も謂われを知らない 洪水で溢れる水を なだめようとして お祭りをしたのだろうか むかし 小さな村を すべて 流した過去を 川はもっていた それから いつの時代も 社は眺め…

今書いている詩(456)

たろうさんの足跡 二面ほど野球が出来る 河川敷のグランドの 真ん中に ズンズン入ってゆく 大人が二人遠くの ベンチに座っている 動かない 日が傾いて 背中を照らしている 盛り上がっている マウンドに上がってみる 意外と高い ピッチングプレートに 足を掛…

今書いている詩(455)

たろうさんのソフトボール 通りすがりの 駐車場に車はない 留守だろうか ソフトボール君が 転がっている 駐車場の 屋根が空を 遮っている 空を覗いてる 泣いている 君はいつから そこにいるんだい もう随分遊んで 貰ってないみたいだね 早く春が来るといいね…

今書いている詩(454)

たろうさんの自己 窓から遠くに 望む山並みが はっきり見える 寒い冬の 一日の始まりを 満足して眺めている わたしがいる 空気が重いんだね 沈んでいるのだ 春になれば 軽く弾んで 霞んで見える 大きく息を吐く こころは沈んでも 浮いても いない いつも眺め…

今書いてい(454)

今書いている詩(453)

たろうさんの仏佛 こころが楽しくなる 言葉ってあるのかな 思いの半分も 伝えられないんだ 思いを伝えるために 此処にいるのに 言葉を見落としている 忘れられている ポケットの中のレシート 娘に伝えよう わたしの娘でありがとう 妻に伝えよう あなたがいた…

今書いている詩(452)

たろうさんの千両 「台所の近くにあるの 南天じゃない」 今年は確か南天の実は なかったはず 「其処って何処」 洋子さんは地面を指さします そこには確かに赤い実の 小さな木があります 「南天じゃないよ」 早速調べますが とっかかりがありません どうしよ…

今書いている詩(452)

たろうさんの千両 「台所の近くにあるの 南天じゃない」 今年は確か南天の実は なかったはず 「其処って何処」 洋子さんは地面を指さします そこには確かに赤い実の 小さな木があります 「南天じゃないよ」 早速調べますが とっかかりがありません どうしよ…

今書いている詩(451)

たろうさんの準備体操 急に運動はいけません 準備体操してからですね こころも同じですよ 急に動かしては 心の臓がパクパクしますよ ウオーミングアップが要りますね たろうさんは八ヶ月も 頭でっかちのパソコン生活でした 16日から肉体労働が待ってます …

今書いている詩(450)

たろうさんの乾電池 ロボットさんは こころの乾電池が 切れそうです ときどきため息をついてます お願いです 早く誰か交換して下さい こころが止まると 身体も動かないのです 単3乾電池2コですよ たろうさん 掛時計も ひげ剃りも パソコンの乾電池も 取り…

今書いている詩(449)

たろうさんの霜柱 畑一面に霜柱が 広がる朝に 新年の陽光が 射し込む 君よ わたしの希望を 溶かさないでくれ 新しい慶びも 目覚めようとしている 次の世代を担う 若い力も 春の息吹も 聞こえているよ 地球は胎動している 生きる喜びも 哀しい現実も 内蔵して…

今書いている詩(448)

たろうさんのバール あなたの心に 打ち込まれたクギを 抜くのに小型の バール(釘抜き)を 使いましょう 柱に深く打ち込まれた 五寸クギを抜くのは 大きなバールが良いです ギィギィと クギも 柱も 泣きながら苦しんで 抜けます 曲がってね クギを打てる バ…

今書いている詩(447)

たろうさんの窓 朝 窓を開けて 空気を入れる 夜 雨戸を閉めて 寝る 人はこの繰り返し 心の窓はどうですか 愛を受け入れるのに 開けて 愛を拒むために 閉じる どちらも勇気が要りますね こころを開けるのは 簡単ですが 閉じてカギを掛けた こころの窓を開ける…

今書いている詩(446)

たろうさんのクギ たろうさんは大工仕事は 上手くありません 昔は折れクギを 伸ばして使っていました いまはホームセンターで 小分けしたクギがあります しかも 小さいクギは 溝が曲がって入っていて 抜けにくいのですね あなた誰かにクギを 刺されたことあ…

今書いている詩(445)

たろうさんの隠れ蓑 長い間玄関の脇に 判らない木が繁っていた 5年ほど前に剪定した 今また前のように繁っている 敷石をはさんだ暗いところに 小さな若木が育っていた 東電の人に夏に 他の木を剪定して貰ったときに 聞いたのだが判らなかった Facebookで写…