今書いている詩(187)

   たろうさんの誕生日

 家の前の道を元気な声で
 小学生がふざけながら通る
 その声で起きる
 未来が通って行く

 いつもの習慣で
 6時頃に一度起きてしまう
 2度寝3度寝なのです
 万年床だったのを辞めて
 布団を押し入れに仕舞う

 窓の外を見ると
 桃の花が満開です
 スズメが鋭く啼いている
 洋子さんがあげた餌がないよ~
 と訴えている
 
 食卓の上に用意されている
 おかずにご飯と味噌汁を盛り
 おそい朝食です
 こんな生活はいけませんね

 仏壇にお線香を
 スズメに餌をあげたから
 いただきまぁ~す
 
 よく考えると今日は
 たろうさんの誕生日でした
 戸籍上では老人の仲間入りです
 年金もフルに貰えるのです
 有り難いやら 悲しいやら
 複雑な日ですね

 そういえば老人介護の
 証書も来てましたね
 
 寝ていて左足が
 こむら返りで痙って
 起きてみると筋肉が
 堅くなっています

 老人の如意棒が
 堅くなった方が
 嬉しいのに
 此方は反応しませんね
 
 地震よ 早く収まってください 
 来年は桜を笑顔で見れますように
 元気なニッポンに成りますように
 自堕落なたろうさんは祈ります

 65歳の誕生日おめでとう
 自分に言い聞かせます
 前の会社の武蔵部長さん
 おめでとうの電話を
 態々ありがとうございます
 
 娘が15日に祝ってくれます
 そのあとで「ヤオコー」で買い物です
 あれもこれも買ってやりたい親心です

 「清水中世史研究所のブログも
  書きましょうね たろうさん」と
 スズメも言っています
 ガビチョウも応援してくれて
 朝から囀っていますよ

 みんなみんな ありがとう
 洋子さんありがとう