今書いている詩(455)
たろうさんのソフトボール
通りすがりの
駐車場に車はない
留守だろうか
ソフトボール君が
転がっている
駐車場の
屋根が空を
遮っている
空を覗いてる
泣いている
君はいつから
そこにいるんだい
もう随分遊んで
貰ってないみたいだね
早く春が来るといいね
投げられたり
打たれたりしても
温かい手に
包まれたいんだね
「玄関に春風が吹くまで
そこにいるといいよ」
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