2014-01-19 今書いている詩(210) たろうさんの調和 青葉の季節は木の本質を 隠しているに違いない 冬に静脈のように成って 立っている緩斜面の クヌギ林の枝が好きです 隠せないほど真実を 露呈しているので それに比べれば 春の青葉は脱ぐ前の ストリップショーのようですね 準備されていたのです でも寒い冬が嫌い たろうさんは 春が好きです だれでも凝然と春を 待ち構えていたのです あなたは「わたしみたい」と 思いませんでしたか レオナルドダヴィンチの ウィトルウィウスの 人体的挿絵のように 人の心も調和が必要な 春なのですね