2014-01-19から1日間の記事一覧

昔書いていた詩(210)

父 ( きよまさ ) 葬儀屋に 花輪があるのは 珍しいことではないのに ホロ付きのトラックに 準備された花輪が 積み込まれてゆく 僕は父の葬式の 花輪の数を思い浮かべた 老いた父の葬儀には 幾つの花輪が並ぶのだろうか 友達の少ない身内も減ってしまった 父の…

今書いている詩(210)

たろうさんの調和 青葉の季節は木の本質を 隠しているに違いない 冬に静脈のように成って 立っている緩斜面の クヌギ林の枝が好きです 隠せないほど真実を 露呈しているので それに比べれば 春の青葉は脱ぐ前の ストリップショーのようですね 準備されていた…