今書いている詩(10) 「娘よ」

    娘よ
 
 お父さんが幸せに思うのは
 2階で君がテレビを見ながら
 大笑いをしている声を聞くとき
 
 風呂場で君が唄う
 調子っぱずれな
 歌声を聴くとき
 
 大声で友達と携帯で
 話してる君は幸せかい
 だから 笑おうね 唄おうね 
 話そうね 脳天気な君と
 
 来年になると
 君の声が聞けなくなるけど
 「月に4・5回は帰るよ」の嬉しいお言葉
 新しい生活が楽しいといいね
 
 お父さんは君のことが
 心配で心配で仕方ないんだよ
 一緒にいることが 
 嬉しくて嬉しくてつい
 過干渉なお父さんになるんだよ
 
 君もお母さんになるとわかるよ
 その日のお父さんは
 うわっ調子のお爺さんだ
 
 「楽しい生活が続くといいね」と願う
 太郎お父さんがいます
 「貴方の願いはわたしの願い」と
 あなたが仰いました