今書いている詩(396)

   今書いている詩(396) 「たろうさんの蛍光灯」

 6畳の寝ている部屋は
 暗くしてある
 デジタル表示の時計の灯りだけが
 かなり気になる明るさだね
 君は誰に似たんだい
 正確でない せっかちなところがさ

 蛍光灯を何度も
 つけたり消したりする
 思案中でね メモを取るんだよ
 おやっ 闇の中で光っているね
 蛍光灯の輪っかが
 なんだい君も 思案中かい

 歌にもあったね 
 思案橋ブルースというのが
 いいねえ~ 君は自分で光れるから
 私は自分では駄目さ
 心を光らせる手伝いが欲しいね

 えっ LEDに取って代わられそうなの
 君の未来も暗いんだね
 それなら わたしと同じ仲間じゃないか
 でも ローソク君のような灯りもあるよ
 心地いい お仲間だよ

 君だってスター選手だったじゃないか
 「いいよいいよ 慰めてあげるから」