今書いている詩(380」

 「たろうさんの水鉄砲」

 

 幼いころの水鉄砲は
 竹で作ったが
 あまり上手く作れない
 ブリキの水鉄砲は
 すぐに水がなくなる
 その次にプラスチックの
 水の溜められる水鉄砲ができた
 これは画期的ですね
 今でもあるのでしょうね
 速射砲とかが

 水をかけられると
 反射的に逃げますね
 犬も猫もかな
 女性に水道ホースの水を
 キャーと言ってお遊び
 グラビア撮影のようですね

 たろうさんは無鉄砲です
 人生の無鉄砲なのもちょっとね
 本当の鉄砲よりいいですか
 だから無職が多かったです
 洋子さんに苦労をかけました
 娘も洋子さんも平和主義者

 たろうさんの気質ですね
 「おおい 矢でも鉄砲でも持ってこい」