今書いている詩(288)

たろうさんの自由

 息苦しいわたしは
 あなたから
 自由になっているか
 手足ばかりでなく
 こころまで縛られていないか

 ほんの少しのテグス糸で
 縛られたこころは
 血流が止まって
 心の臓に繋がる希望まで
 堰き止められていないか

 こころはどうなった
 まだ余裕があるか
 全身を駆け巡っていた
 あなたの微笑みは
 何処へ行った

 こころのテグス糸が外されて
 希望が心の臓に届いたら
 ハートマークを胸に付けよう
 初心者なんだと
 おお威張りでこう叫ぶんだ

 「洋子さん 反省したから
  こころの縄が解けました」