今書いている詩(100) 「たろうさんの神さま」

    たろうさんの神さま

 たろうさんの神さまは語ります
 「たろうさん わたしはあなたの心の中に
  いますよ 心を通じてあなたに語ります
  わたしは姿を顕わしません 姿形はないのです
  あなたのインスピレーションがわたしの囁きです」

 たろうさんはいつも考えています
 「神はおられるのだろうか」
 「私は何のために生かされているのだろうか」
 「私は誰に守られているのだろうか」
 「私は何故に詩を作っているのだろうか」

 たろうさんは友人に「…山ノ神・うちの神さんと言います…」
 と教えられて「なるほどね」と思い納得しました
 確かに洋子さんはたろうさんを助けてくれる神さまです
 娘さんはたろうさんを癒やしてくれる天使です
 
 「たろうさん自分の周りをよく見なさい あなたが一番
  大切なのは誰ですか 娘さん 洋子さんですね 
  そうですよ あなたが思っているように 
  あなたのご両親もあなたのことを大切に思っていました
  そのご両親もそのまたご両親を大切に思っていました
  ごれが続く家族の絆です それがご先祖の縁に繋がります」

 「あなたが運転中に危ないと思ったときに 助けているのは
  わたしだけではありません おわかりですね あなたに繋がる
  人々ですよ ご両親を始めとするご先祖です」

 「でも一番今を生きている人々があなたを助けていることを
  忘れてはいけません 今を生きるのです 生きている人々が
  わたしの業(愛)をなせるのです 死んだ人に教えるのではなく
  今を生きる人にあなたは教えるのです」

 「たろうさんあなたを守っているのはだれかわかりましたね
  あなたが詩を作るのもわたしの業(愛)を人々に教えるためですよ
  今の人々の魂を救うためですよ それがあなたの役目です」

  たろうさんは100篇目の「今書いている詩」のためにこの詩を書きました
  たろうさんは誰かに生かされている 書かされているのだと思いました