2013-10-28から1日間の記事一覧

昔書いていた詩(133)

歩く 山靴の音が峠の道標に 釘ずけになっていた 冬の間 木霊は谷の岩陰で 冬眠している 僕は山旅を終えてから ずうーと神経を すり減らしてきたが 都会の雑踏のなかを 今日も歩いている 花の四月 辛夷が咲き 桜が咲く 入学式を終えてばかりの 一年生が帰って…

今書いている詩(133)

たろうさんの恋?(3) ○○真紀さんがたろうさんの 勤めていた学園に入社してきたのは 20歳頃であろうか 最初の印象は美人ではあるけれども 斜に構えているところがあった 地元で一番のH高校を出ているとのこと 何故大学に行かなかったのだろうと思った 銀行…