2013-09-15から1日間の記事一覧

昔書いていた詩(90) 「銅版画」 「手」

銅版画 時間が過ぎてゆく 俺と云う存在の 哲学の中で まだ 寝ているように 何もしていない 俺は 俺を捕まえていない 俺の心は 腐食してしまった 銅板画のように 鈍い輝き 何もしない時が 過ぎてゆき 俺は テレビの前を 離れようとしない 俺は今日も 無職なの…

今書いている詩(90) 「たろうくんの夕焼け」

たろうくんの夕焼け 雲の隙間から 陽が差し込む 夕焼けの里が茜色に 染まるころ 「カア カア」烏が 勝手に啼くんだよ 昨日は元三大師の ご命日なのに 「カア カア」烏が 啼くんだよ トンビが グルグル廻っているんだよ 庭の菜園の大根も 冬菜も 早取り京一カ…