2013-07-31から1日間の記事一覧

昔書いていた詩(44) 「朝」 「光」

朝 俺は前を向いている 後ろに朝の 香りが近い 赤土の丘 裸体の樹木 あのあたりで 夜が まだ 浮遊しているのだろうか 鳥も啼かない 中洲にある浮島で 俺はお経を 誦えている そうだ 何も見えないが 確かに 夜明けは 近い 闇の 連帯が終わり その中で 色の広…

今書いている詩(44) 「本当のこと…(10) 」

本当のこと…(10) 本当のことを言うとね 私もあなたも気づいていたんですよ どうして此処に一緒にいるかがね 人生の目標を失ったあなた お金を稼げなくなったあなた 恋人を失ったあなた 行く当てのないあなた ひとりぼっちのあなた 私が此処にいますよ いつ…