今書いている詩（４３４）

　たろうさんのシュラフ

　寒い冬の夜は
　娘が昔キャンプ用に
　買った１９８０円の
　シュラフに入って
　寒さを凌ごうかな
　蓑虫みたいだね
　それでも寒かったら
　心の温かくなる
　毛布を用意するんだ

　省エネが続くから
　布団の中に入ったらいいかもね
　本当は羽毛のシュラフが
　欲しいんだけど
　お金もなくなって
　窮屈だし（生活もね）
　寝返りも打てないよね

　「寝るほど楽は江戸にもない
　　浮き世の馬鹿が起きて働く」
　八王子の朝はマイナス２℃だとさ
　気分までマイナスになりたくないね
　「洋子さん　明日は
　　心まで暖めてね」

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