今書いている詩(381)

    たろうさんの儀海上人 

なんて不思議なことでしょう
 我家の前を儀海さんが
 通られていたのです
 喜元四年(1306)のことです
 今から700余年の昔です

 元八王子町にあった慈根寺の談議所から
 川口町の長楽寺の談議所までの
 行き来に通られたのです
 慈根寺は廃仏毀釈で無くなりましたが
 長楽寺は今も残ってます

 運命なのでしょうね
 たろうさんは慈根寺の
 本堂跡に生まれたのです

 ここに儀海さんは
 金沢文庫称名寺から
 先師の賴瑜と弟子の賴縁さんの
 足跡を訪ねて来たのです

 当時の慈根寺は繁栄していた寺であったのです
 儀海さんはのちに日野の高幡不動尊
 中興開山第一世となられました

 慈根寺に儀海さんが来られていたのと
 たろうさんが生まれたのも
 偶然では無く必然です

 だからたろうさんに与えられたのは
 儀海上人を再び今の世に蘇らせる役目です
 そのために今の家が用意されていたのですよ
 「清水中世史研究所」はその足がかりです

 励みなさいね 勤めなさいね
 「ほら庭に 南天がいっぱいあるでしょう」

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 ※儀海上人はGoogleで清水中世史研究所「儀海」と検索すると詳しく判ります。