今書いている詩(348)
たろうさんのノー天気娘
昨日は朝からNHKの
台風情報を見ていました
それは娘がお店に行っていると
思っていたからです
午後3時30分に痺れをきらせた
洋子さんがどうしているのか
待ちきれなくて電話する
「今日は仕事休みになったよ」
寝ぼけたような声です
「加藤君もまだ寝ているよ」の返事です
まったく朝から中央線は動いているのか
娘は帰ってこられるか
そればかり心配してたのに
「親の心子知らず」ですね
ノー天気娘にお尻ペンペンですよ
八王子では最大瞬間風速43・1メートルが
午後4時37分に吹き
八王子市役所の下流で
避難判断水位を越えたのに
佛仏(ぶつぶつ)のたろうさんと洋子さんです
午後6時30分の頃には虫も啼きはじめました
虫もノー天気でいいですね
吹き戻しがあってもね
「無事で(虫で・無視で)良かった」