昔書いていた詩(208)

   生きる

 
 僕は何の目的で
 生かされているのか
 生まれたのは何のため
 どこで何をして
 誰と出会い終わるのか
 
 今のままで良いとは思はない
 いつまでも失業者で
 日々を虫食いのように
 暮らしているだけ
 これが何かの前の
 準備期間に過ぎないのだろうか
 
 すべては僕の自由意思なら
 今日の僕は良い方向へ
 向かっているとは思わない
 僕は時々詩のような物を書き
 日々を無為に暮らしてる
 
 それだけでよいのか
 作ろうか作らまいか
 知ろうか知らまいか
 
 僕は2001年に向かって
 生きるだろう
 途中1997年の
 大変動の予言にも
 出遭うだろう
 
 娘は今日もアラレちゃん音頭を
 唄いながらシールの貼られた
 整理タンスの前をクルクルと
 廻っている