2013-11-23から1日間の記事一覧

昔書いていた詩(154)

爆音 かなたの雲を掻き分けて 爆撃機の爆音が 僕の耳に向かって 直線に落下してくる 僕の耳は 空に向かって 広がった音のレーダー その内に閉じた心の 生活が律動している 腕時計 僕は腕時計をはめる 固く結ばれた縄が 解けるように 僕の心の秒針が回りだす …

今書いている詩(154)

たろうさんのカナリヤ 私は詩を忘れたカナリヤなのです なぜ・なにを 忘れてしまったのです 私は残りの人生が少ないので 楽しいことばかりが見えて 苦しいこと 悲しいことが ボヤケテ どれもが楽しく思えるのです でもあなたは違いますね 若いので 苦い思い…