今書いている詩(445)

たろうさんの隠れ蓑

 長い間玄関の脇に
 判らない木が繁っていた
 5年ほど前に剪定した
 今また前のように繁っている
 敷石をはさんだ暗いところに
 小さな若木が育っていた

 東電の人に夏に
 他の木を剪定して貰ったときに
 聞いたのだが判らなかった
 Facebookで写真を公開して
 隠れ蓑と判った

 この木の実が落ちて生えたらしい
 家の中の木々や草も
 そのままが良い主義なので
 手に扱えないほどになってしまう
 そしたら仕方なく切る

 植木とは哀しいね
 自分の意志で大きくなれない
 人間を剪定できるだのろうか
 里山の自然も人が作り出したもの
 木の精に本音を聞きたいね
 雑草だって伸びたいよね
 「ああ わたしは混乱する」

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