今書いている詩(139)

   たろうさんの春(4)

 春です
 リビングに立ち
 外を眺めています
 違和感があるなぁ~
 あの資材置き場

 何処から運ばれてきた
 土砂で谷が埋められて
 市街化調整区域の空き地が
 どんどん広がってゆきます
 でも彼処には家が建たないはずだが
 建った方がむしろ景観的には嬉しい
 今年の夏は昨日キュウイの木を
 切ったので丸見えです

 たろうさんの帯状発心が良くなったので
 思い切ってキュウイを切りました
 自分の重みでプラスチックの棚が
 潰れてしまっていたのです
 手入れしないから枝も
 コンガラカッテイマス
 下枝は枯れています

 隣にある木蓮やキンモクセイ
 枝に絡まれて苦しそうでした
 その伸びた枝は途中で切られて
 宙ぶらりん 枯れるのを待つ運命です
 高枝バサミでも届かないのです

 本当は伸び放題の方が
 キュウイの木にとって嬉しいのかなぁ~
 そんな仏心がつい出ていたので言い訳ですかね
 斬られて痛かったかなぁ~
 キュウイ君ごめんなさいね

 洋子さんは大汗をかいて大活躍でした
 たろうさんも切った枝を鎌で切りましたよ
 下手ですねぇ~刃が毀れててしまいした
 夏の草刈りに使えますかねぇ~

 たろうさんも洋子さんも昨夜は
 「春眠暁を覚えず」でしたよ