今書いている詩(411)

 今書いている詩(411) 「たろうさんの矢」

 あなたのこころに
 矢を打ち込みますね
 深く刺さるのがいいですか
 掠めるくらいがいいのですか

 私は天使じゃないから
 愛の矢ではありませんが
 あなたの邪悪なこころには
 鋭く刺さり 釣り針のように
 返しがあるので
 抜けませんよ

 おや 余計なお節介ですか
 生身のあなたには
 傷を与えますからね
 矢をいつも射る練習をしているから
 百発百中ですよ
 洋弓(要求)ではありません
 和弓(和究)でもありません

 あなたのこころは
 欲求不満気味なので
 打つ(鬱)のです
 弦だって 弓だって
 学んだから 自家製です

 自然はいつも素晴らしいですよ
 だから私の矢が抜きたければ
 お日様にこころを晒すのですよ
 「曇りの日には 止めておきましょうね」
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